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2010-01-24
 今回の旅行は、JALのバーゲンフェアを利用して、一泊二日の沖縄旅行へ行ってきました。
 切符だけは2ヶ月前に取ってはあるのですが、どこへ行くかは1週間前まで殆ど決めていなくて、座間味諸島へ「ホエールウォッチング」にするか、この久高島へ行くか、2つに絞って最終的に沖縄本島の南部にある久高島へ行ってきました。

 久高島は沖縄本島南部知念の東約5km海上にある、約3kmの細長い平坦な島。隆起サンゴ礁で出来ており端から端まで、細長い1直線の道が続くいています。集落は南西部で現在の人口は約290名余り。過疎高齢化はこの島でも進んでいます。
 那覇からも近く、日帰りでも来る人が多いのですが、夜の星空と日の出が見たくて、島に一泊しました。ただこの島には民宿が3軒、宿泊施設が1軒しかなく、それも食事なし、共同シャワー・共同トイレなので、ちょっと清潔感を求める方は那覇などに泊まった方がよいかもしれませんね。

 この久高島は琉球の創世神アマミキヨが天からこの島に降りてきて国づくりを始めたという神聖な島です。 琉球王朝時代から王府がこの島を尊重し、国王は毎年この島に来て祈り、国の霊的最高位となる聞得大君もこの島で霊力を与えられてその地位についた、という歴史も大きな理由だと思います。
 昔から続く祭祀組織が現在までも強く残っており、一年には数多くの祭りが今もなされていて、神が今でも生きている島だと言えるのではないでしょうか。
 しかしながら、12年に一度行われるこの島で育った女性が祭祀組織に入るために行われる久高島最大の行事、イザイホーは、1978年まで行われていたもののそれ以降該当者がいないなどの理由から、1990年、2002年と執り行えませんでした。今いろいろな意味で岐路に立たされている島でも有るのです
1月24日 東京は晴れ、これから沖縄へ出発です。
ゲートは8番ゲート 今回はチケットレスで乗りました。保安検査場でICカードかお財布ケータ
イで乗ると、このようなレシートの搭乗控えが出てきます。
今回の搭乗機 B747-400Dいわゆるジャンボジェットです。
10月に出来る国際ターミナル越しに富士山が見えています。
JAL913便 B747−400D(JA8903)
羽田ー那覇 11:25発
ベルトサインが消えてカメラを取り出すと既に伊豆半島上空です。
この日はとても天気がよく富士山もくっきり見えます。
雪が少ないですね
今回座った席、非常口座席です。 クラスJなので、ドリンクサービスとお茶菓子が出ます。
丁度お昼だったので羽田で買った空弁の「天むす」¥650です。
去年 行った徳之島上空です。あと30分くらいで那覇に到着です。
ポストカードを貰うときにお願いしたら搭乗記念のメッセージを入れてくれ
ました。
那覇空港に到着です。まだ1月の那覇は18度くらいでした。
上着がないとちょっと寒い感じがします。
ゆいレール「那覇空港駅」 日本最西端の駅です。 バスターミナルのある「旭橋駅」までモノレールで向かいます。¥230
約11分で「旭橋駅」です。 沖縄に来た時にいつも行く「ジャッキーステーキハウス」もこの駅で
降りますが、今回は逆にある「那覇バスターミナル」に向かいます。
駅を降り、目の前が那覇バスターミナルです。
各方面行きのバスが出ています。 10番乗り場から38系統の志喜屋線に乗ります。
那覇から目的地の港のある安座真(あざま)サンサンビーチ入口まで
約50分 ¥760
日曜の午後なので空いてはいますが、平日は途中に学校が多いので、
学生さんの乗り降りが多くて遅れ気味になるそうです。
この日は途中、ショッピングセンター辺りで渋滞したが、ほぼ定刻で到着。 バス停から坂を下り、安座真(あざま)港へ向かいます。約3分で到着。
港には無料の駐車場があり、日帰りに観光客の車が結構止まっています。
久高島行きの待合室と食堂。
切符はフェリーの往復券を購入。片道 高速船を利用する場合は、差額を
払えば乗れるとの事。観光マップも貰えました。
待合室の中にお土産の売店と、食堂があります。
おみやげの中に、なんか とぐろを巻いたものがあります。 これがイラブー(海へび)の燻製です。結構 高価です。
浮き桟橋、こっちに高速船が停まります。

島へ渡るフェリーです。この日の最終便です。日曜日の島へ戻る最終便
なので、地元の人が殆どです。これを逃すと海上タクシーしか島へ行く
手段がなくなります。
1階 船室内部 前の部分に自動車、後ろの部分が座席になっています。1階は船室、
2階はオープン座席になってます。
約20分で久高島に到着。徳仁(とくじん)港から坂を上がって町に向かい
ます。
坂の上に、久高島の船の待合室があります。お土産屋さんとレンタサイ
クルをやってます。
今日の宿泊地の「久高島宿泊交流館」を目指します。
町を歩いていきます。町の中は石畳になっているところもあります。 港から徒歩約7分で宿泊地「久高島宿泊交流館」につきます。
入口 フロントというか事務所で鍵を受け取り 2階の部屋へ向かいます。
2階の部屋です。引き戸に鍵がかかりますが、曇りガラスなので中の人の
気配が判ってしまいます。
8畳間の部屋でベランダがついています。押入れに布団が入っています
ので、自分で出して布団を引きます。
1泊素泊まりで4000円です。(2人以上は3500円)
共同シャワー、共同トイレです。
頼めば朝食も出せるようなのですが、ちょうど行った時は、作る人がお休み
との事で朝食は出せないとの事でした。
夕食は港近くの食堂「とくじん」へ、夜10時までやっているそうです。 入口の食券販売機で食券を買います。
自分はトーフチャンプル定食¥650 とモズク天ぷら¥500を購入。

トーフチャンプル定食 ごはんと、ゆし豆腐の味噌汁、おしんこが付いて
います。
トーフチャンプルは、肉・野菜炒めにゆし豆腐が入っていて、おいしいかった
です。
別注文の「もずくの天ぷら」 ソースをつけて食べます。

食事が済んで、宿に帰ります。すでに7時をまわり、辺りは真っ暗です。
途中 ほとんど街灯がないので懐中電灯とかあったほうがいいかもしれ
ません。
夜空の中、宿へ戻ってきました。途中、星が凄くきれいした。オリオン座が
はっきり見られます。西の那覇の方は空が明るく見えていました。
交流館の中にはこの久高島民族史料室があります。久高島のまつりの記
録写真やDVDなどの史料が見られます。

いろいろとお土産も置いてあります。
島のジオラマ 結構きれいに作られています。 やはりあった(居た?) イラブー

宿に帰っても、部屋にテレビもなく、疲れもあったので早めに寝てしまいました。
管理の人は20時前には帰ってしまいますが、扉は24時間空いているので、遅くなっても大丈夫です。また宿の前に自動販売機もありますので、
ジュース類は買えます。
前にテレビで沖縄の自動販売機にホットはない!とか、やっていましたが、ちゃんとホットもありましたよ・・・

シャワーは夜は18時〜23時、朝は6時〜11時までお湯が出ます。シャワー室は学校のシャワー室みたいに間仕切りさ
れて、カーテンがかけられているタイプです。ブースは4つありました。シャワー室の奥に洗濯機と乾燥機があります。
 
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