2日目 徳之島から奄美大島へそして皆既日食編へ戻る 
奄美大島観光・帰路編
空港へ戻り、「あやまる岬」へ向かうバスを待っていましたが、今日は特別ダイヤでバスがなかなか来ません。
そこで同じバス停で待っていた人とタクシーに同乗して向かいます。
途中の道は皆既日食を見終わった人の帰りの車でかなり混んでいましたが、約10分で「あやまる岬」へ到着しました。タクシーの運転手さん曰く、島始まって以来の人の数だとか・・・料金は1400円3人で割り勘でした。
車を降りて1分ほど歩くと岬の上に到着しました。まだ皆既日食の余韻に浸っている人や、取材の方が片づけをしていました。
あやまる岬
奄美の乙女たちは、正月になると赤・青・黄の色とりどりの色で刺繍したきれいな手鞠で手鞠歌を唄いながら鞠つきをします。
この岬一帯になだらかな地形が「アヤに織られた手鞠」によく似ているところから、いつの頃からか「アヤマル」と呼ばれるようになり、地名になったんだろうと伝えられています。
東京まで1300kmと読み取れます。 岬の下のリーフは広場になっていて、キャンプをしている人が見えます。また遊園地になっています。子供のSLみたいな乗り物が走っていました。
またリーフをくり貫いて作ったプールがあり、泳いでいる人も見られます。 駐車場には報道者向けの駐車場もありますが、13時過ぎにはもう止まっている車もありません。
今日だけの臨時ダイヤなのでバスの時刻表も当てになりません。しばらく待っている人もバスが来ないので、坂を下りていく人も見られます。自分も下まで降りてタクシーでも探すかと思い、坂を下り始めると、なんとバスが到着!慌ててバス停に戻り、なんとかバスに乗ることが出来ました。 バスは同じ道を進み、空港を通過して、観光施設の「奄美パーク」へ到着しました。料金は¥270で約20分くらいでしょうか?
奄美パークは元の飛行場跡に、奄美の風土を綴った奄美の郷と、地元の画家「田中一村」の記念美術館と一帯を見通せる展望台があります。 奄美で北部の観光施設なので、結構観光客も訪れています。
外観 内部は木製トラスの屋根でドームになっていて、1階部分に有料の郷土資料館と無料の展示ホール、2階部分にレストランがあります。
1階部分には他の島の展示などあります。 中央にはホールがあり、左に見えるのは皆既日食にあわせて臨時のプラネタリウムになっていて、無料で見られます。
2階のレストランが混んでいたので、14時過ぎに遅いお昼になりました。 2階のレストランの座席です。
メキューを見ると郷土料理の「鶏飯(けいはん)」¥980が気になり注文しました。 「鶏飯」は奄美大島の名物です。皿には鶏肉、錦糸卵、ねぎ、しいたけ、ゆずのきざみなどが載っています。
おひつにはご飯と、鍋には鶏のスープが入っています。真ん中の沢庵みたいなのはデザートのきなこ餅みたいな奄美大島の名物のお菓子です。 お茶碗にご飯をよそって具を乗せてスープを掛けて、お茶漬けの要領で食べます。ご飯の量も多く、3杯に分けて食べました。
下の売店には日食グッズが売られています。Tシャツは残りあと少しのようです。 お菓子類のお土産はサーターアンダギー系ドーナツ、黒糖系のお菓子が多いです。今年取れた黒糖も出回っています。
喜界島の新糖¥280、モチ糖¥280、モチ糖はモッチリとした食感だそうです。 「にんにく漬け」も結構見ました。有名なんでしょうか?
大島紬のお土産も売られています。大島紬のお土産はふと見ると値段がかなり違います。
よく見ると「民芸 大島紬」、[本場 大島紬」のシールで値段がかなり違っています。
「本場 大島紬」のカバンはなんと10万円を越える品物まで置いてありました。
食後のデザート代わりに黒糖ピー¥110、みそピー¥110、あとブルーシールのアイスクリーム(さとうきび味)¥250を買いました。
取り合えずアイスクリームのみ食べました。ブルーシールのアイスクリームは沖縄を中心に売られているアイスクリームで関東では余り食べられません。サトウキビ味は黒糖の味がして、余り甘くなく、さっぱりとして美味しかったです。 奄美パークでロケをしていました。皆既日食の後の報告でしょうか?
空港方面のバスは大体30分に1本出ています。多少雨が激しく降ってきたので、展望台へ昇るのは諦めて、ちょっと早いのですが、空港に戻ろうと思います。 程なくしてバスが到着しました。バス停では「奄美交通」となっていますが、バス会社の統合で現在は「道の島交通」になっています。空港まで約5分¥210でした。

JAL2468便 MD−81(JA8262)
 奄美大島−大阪 17:10発

奄美空港からの眺め
空港の保安検査場前です。先ほどまで大阪行きの出発で混んでいて長蛇の列でしたが、少し空いて来ました。 出発ロビー前のお土産屋さんです。奄美の名産の他に沖縄のお土産や鹿児島のお土産もあります。花畑牧場の宮崎マンゴー生キャラメルもありました。
保安検査場を抜けて、搭乗口前です。この中にもお土産さんと喫茶コーナーがあり、最後の買い物ができます。 この売店だけ売っていた「水間新糖」¥420
この黒糖、奄美出身の方に以前貰ってさらっと溶けておいしかったので、探していたのですが、最後に見つける事が出来ました。
喫茶コーナーです。ここでは黒糖焼酎奄美地ビール¥650を飲むことが出来ます。 他に島サイダー¥210もあります。柑橘系のテイストで美味しかったです。
さて、名残惜しいですが搭乗開始です。 JAL1958便 MD−81(JA8554)
奄美大島−羽田 19:00発
帰りの飛行機もMD−81です。東京まで約2時間の旅です。 席は左の窓側です。この飛行機、オーディオの設備がありませんので、ちょっと暇です。
眼下に雲海が広がります。 夕闇迫る瞬間です。
東京地域に低く雲が垂れ下がり、雲の中を抜けて15分遅れで到着
おしまい
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